昼からは・・・・エンジンオイルの必要性でも話しますか・・・
必要性???潤滑するためでしょ~って思うよね
実は、エンジンオイルには、他にも重要なこともあるんですね
それは、気密性
エンジン内部の絵なんですが
(毎度下手な絵でゴメンねw)
ピストンとシリンダーの間には、隙間があるんですね
この隙間が狭いと、エンジンが重くなるよね
で、隙間が広いと、燃焼室で圧縮した時、隙間からガスが逃げて、力出ないよね
難しい言葉がいっぱい出てくるねぇ~w
エンジンって、左の絵のように、ピストンが下がって、空気とガソリンをエンジン内に吸い込むのね
で、右の絵のように、ピストンが上にぎゅ~っとそのガスを、圧縮するの
圧力が上がった所に、プラグで火をつけたら、爆発して、ピストンがまた下に押されるの、繰り返しなんですね
この、左の絵のピンクが、右の絵のピンクに圧縮されるこの差を圧縮比って言うんだね
右のピンクを1として、左のピンクの量が10倍だったら、圧縮比10:1
この圧縮比を上げ、11:1とかにしたら、より多い空気とガソリンを爆発するんで
力が出るんですね
これが、エンジンのチューニングの一つなんですね
じゃもっとあげればいいやんって、やりすぎると、圧縮に耐えられず壊れるんですね
って、これはオイル講座に関係ないんで、この辺で辞めときますが
もし聞きたいって人いたら、またいずれやりますが
需要が無ければ、教えなぁ~~いw
話を戻して・・・・・
軽くまわるように、エンジンの隙間があるって言ったよね
その隙間を、エンジンオイルが、塞いで圧縮漏れを無くす役割もあるんですね
隙間をふさぐには、シャバシャバな、流動性の良いオイルと、粘っこい硬いオイルでは、どっちが良いでしょ~?
そう、粘い方が、塞ぐよね・・・・
でも、粘いオイルは、エンジンが重くなるよね
気付きました?このからくり
昔のエンジンは純正指定油が、15W50とか、10W40とかだったでしょ
でも最近のエンジンは、0W20とか、0W30になってるよね
なぜか???
それは、最近、工作精度がよくなり、
低粘度のオイルを使えるエンジンが、出てきたからなんですね
でも、低粘度オイルは、熱に弱い(熱が高くなると、油膜切れ起こすよね)
エコだけに特化した人は、純正指定オイルでも、いいかも知れない・・・
1万Km位まではね
でも、エンジンって、減って来るんだよ
隙間は広くなって来るんだよ
だから、0W20→0W30→0W40→0W50の方が、いいでしょ
エンジンを守るために、高温時の保護力が強く、同粘度のオイルを使ったほうがいいよね
それに、分子の細かい、エステル系を使ったほうが、抵抗が少なくなるから
無駄に燃料捨てないよ
そう、良いオイル使って、少しコストが上がっても
その分、他で取り戻せるんだよねw
じゃ、オイルも、鉱物油、部分合成、化学合成(PAO・エステル)って種類あったよね
分子の大きさが違ったよね
抵抗を少なくするには、分子が細かいほうがよかったよね
機密性も、細かい方が隙間にいっぱい入るから気密高められるよね
ただ・・・・・熱や酸化(爆発させると、酸化するからね)で劣化しにくい分子が細かいオイルが良いって事だよね
それに、気密が保たれないと、爆発ガスが、ピストンの横を通って
オイルパン(エンジン底のオイルの溜まってる所ね)に噴き出すんだよね
それで、ガソリンが、オイルを薄める事になって
オイルが更に、柔らかくなるんですね
これを燃料希釈って言うんですね
これもエンジンオイルの劣化の原因の一つなんですね
さぁ~次ぎなに話なそぉかなぁ~
リクエストありますか??w
それと専門用語とか、内容とかで、分かんないこととかあったら
遠慮なくメッセージかコメントくださいね
でわでわ