前回、SAE規格について、書いたから
API規格についても解説しましょ~か?

もぉ~聞きなれん、横文字ばっか使いやがって・・・
なんて、思わず聞いてくださいね

出来るだけ、簡単に説明するからねぇ~

API規格って、なにか???
それは、あめりかん ぺとろりあむ いんすてちゅ~とぅ(アメリカ石油協会)が決めた規格なんですね

SGとかSLとかSMとかSNとか、聞いた事あるでしょ~

これは、ガソリンエンジン用のオイルの規格で”S”で始まるんですね
”S”は、すぱーく いぐにっしょん えんじん(プラグで動くエンジンって意味)の頭文字の”S”です 

ちなみに、ディーゼルオイルの規格は”C”で始まるんだよ
”C”は、こんぷれっしょん いぐにっしょん えんじん(圧縮で発火させて動くエンジンって意味)の”C”


よくオイルを、選ぶ時の一つの基準みたいに思ってないですか??

SGよりSNの方が良いからとか、SMよりSLの方が良くないとか・・・・

それ、正しいんでしょうか???

では、質問です☆彡

SGグレードのオイルとSMグレードのオイル、どちらのオイルの方が、エンジンを痛めつけないか??

↓ ↓



Answer!
「同じ!!」なんですね

嘘つけ!!って今誰か言わんかった???w

じゃ、解説しましょ~☆彡

規格って、前回SAEの表で説明したように
被る部分があるんですよね・・・・・

これって・・・・・
APIにも言えるんですね

API.jpg
マウスで書くのは、難しいねw

SGは、これ以上の性能
SMは、これ以上の性能って事ですよね

誰が、これ以上これ以下って言いました??

そう、気付きましたか??

SGがSNを超える性能を保持してても良いんですね

じゃ、なぜ??グレードが高い(SN)のに、低い(SG)表示をしているか???

それは・・・・・

グレード高くなると、テスト項目が増えるんですね
って事は、コストアップしますよね

血液検査だって

血液型だけの検査より、成人病検査それより、遺伝子検査の方が、高くなって行くよね

だから、グレードアップしないの

お金持ちな、大メーカーや、グレードが高い方が売り安いって思うから、
無駄(無駄って言っちゃダメだよねw)なコストかけて、検査して規格アゲるんだね

昔々のSEグレードのオイルも、そのまま検査したら、SNクリアーって、話もあるんだよ

小学1年生が、中学生のテストで100点取っても良いよねw
でも、中学3年が、小学1年のテスト0点だと・・・・ねっ

こんな例えは、分かりにくい??ww

このAPI規格って、表示義務も検査義務が無いのね

だから、良いオイルなのに、あえてグレード表記の無いオイルも、低グレード規格のオイルもあるのね

じゃ、SL/CI-4ってオイル見た事あるかな?

これは、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンどっちに使っても良いよって、表記(規格を通してるよ)なんだね

でもSNってしか書いてないものを、ディーゼルに使っちゃダメなのか??

その答えは・・・・・

「微妙」って答えしか出ないのね

それは何か???

本当にダメなオイルもあるし、使えるけど、規格を通してないオイルもあるって事

さぁ~~その見極め方、なぜ、ガソリン・ディーゼルエンジンでオイルが違うのか??

それは、午後の講座で、やりますね

じゃ、昼ごはん、休憩に入ります