スタッドレスタイヤの空気圧(少し高め)で
質問があったんで
少し詳しく、解説しますね☆ミ
スタッドレスの空気圧なんですけど
タイヤて物は、一定の空気圧で一番性能を発揮するように、作られてるんですね
そのターゲットをどこに持ていくか?
それは、だいたい、温間時に、250Kpsi 位なんですね
なぜか???それが各自動車の夏タイヤのメーカー指定しなんですね
この数値が一番接地面積が、広いんですね
それと、夏タイヤと冬タイヤ同じ数値に設定しときゃ
エア調整の時に、メーカーの指定値が車に、
書いてあるんで見りゃわかるでしょ~って事ね
圧雪路(踏み固めた雪道ね)やアイスバーン(凍結路ね)の滑る原因は
解けて表面にある、水なんですね
効果よく、滑らないようにするには
その水をかき、タイヤと氷(雪)をきちんと接地させるんですね
新雪は滑りにくいんですね
でも、自分で踏み固めるから、滑るんだよねw
で、スタッドレスは
構造上、サイドウォール(タイヤの横面ね)を硬くして
トレッド面(タイヤパターンの面ね)を、細かい溝を入れて、小さな辺り面をいっぱい作って
更に、路面に当たる面に気泡(水を掴んで捨てるため)を作って、
更に山をよれさせて、水を掴んで、投げ捨てるように、よれてスナップ効かすんですね
食いつかすんですね
その性能を最大に生かすために、空気圧は指定値で
サイドウォールを規定の硬さにもっていき
トレッド面を動かせるんですね
スタッドレスは、寒い時期に使うので、指定値より少し高めて置かないと
タイヤ内部の空気が温まらないので、膨張しにくいんで
雪天時(雨天時もね)は、少し高めておいて、温間時に、指定値にもっていくんですね
そして、更に面圧を高めるために、もう少し高めに設定して
接地面を減らす方向に、するのも良いんですね
タイヤ講座(4)で書いたように、空気圧が高いと、真ん中が膨らんで、真ん中しか接地しなくなるんですね
こうやって、膨らませて、真ん中だけを接地させたら
路面に接地する面が減るでしょ
同じ重量を路面に伝える面が小さいと
同じ面積辺りの重さが増えるのね
その分、水に沈んで、凍り面に接地しやすくなって
すべりにくくなるんですね
これは、最近(もうかなり前からだけど)ラジアルタイヤになったからできる技
昔はバイヤスタイヤの、スノースパイクやったんで、サイドウォールがやっこくって
フニャフニャやったんから、空気減らして
少しでも広い面の、1本でも多いスパイクを
氷に食い込ませるために、空気圧を低くしたんですね
その、名残が都市伝説のように、いまだに
語り継がれてるんですね
プロを名乗る、自動車屋さんでもね・・・・・・(爆)
タイヤは、日々進歩しています
だから、昨日までの常識が、突然非常識になる事があるんですよねv
もちろん、進歩したスタッドレスタイヤをもってしても
急ハンドル・急加速・急ブレーキ等の
急作業は厳禁です
では、冬季の滑りやすい路面の時期になってきたけど
安全運転で、ドライブをお楽しみくださいね
楽しく便利な自動車で、悲惨な事故に合わないでくださいネッ☆
あっちゃん☆からのお願いです
わかりにくいことがあれば、ほんま遠慮なく、聞いてくださいね
やさしぃ~~く、解説しますからねぇ~~v